大地に染み込む鼓動—「ツァディク」を終えて

この布は、カインが大地に流した「アベルの血」を象徴しています。物語の中で、神はカインに「どれほど土を耕しても作物は実らない」と告げ、カインは放浪の旅へと向かいました。私はこの運命を、和太鼓の演奏と重ねました。太鼓もまた、大地のように演奏者のエネルギーを吸収し、その鼓動を響かせるものだからです。
今回、敬愛するTanaさんとご一緒できたことを心から感謝しています。1年半前、歌舞伎座で再演された「マハーバーラタ戦記」に音楽隊として参加した際、Tanaさんが音楽監督を務めていました。それ以来、何度か共演を重ね、今回もゼロから作品を創り上げる機会を得ました。Tanaさんの音楽は、単なる旋律ではなく、言葉にならない感情やメッセージが音の上に乗ることで完成するように感じます。理屈抜きで心を揺さぶられる音楽です。さらに、Tanaさんの豊富な演劇経験から得たアイデアは「ツァディク」に多大な影響を与え、私自身も多くを学ばせていただきました。本当にありがとうございました。
そして、皆さまへ。すでに新作の構想が進行中です!春にはビッグニュースをお届けできる予定です。今年も一歩ずつ前へ進んでまいりますので、ぜひ見守っていただけたら嬉しいです。
企業イベントや式典での和太鼓演奏のご依頼も承っております。迫力あるパフォーマンスで、特別な瞬間を彩ります。お問い合わせはこちらから。公式サイトもぜひご覧ください:公式サイトへ
#和太鼓 #舞台芸術 #現代アート #パフォーミングアーツ #伝統と革新
#PerformingArts #ContemporaryArt #JapaneseCulture #DrummingPerformance #ArtInnovation





関連記事
NEWS

愛知・西三河エリアに新オープン
View »
BLOG

神谷俊一郎 × 遊覧座「和太鼓
今日は、僕が心から信頼している仲間たちと取り組んでいる 和太鼓を活用した出張型チームビルディング について紹介します。 和太鼓チームビルディングとは? 「和太鼓」と「チームビルディング」…
View »
BLOG

太鼓の革を守るために!適切なお
太鼓の革、正しくケアできていますか? 太鼓は、日本の伝統的な打楽器として、多くの方に親しまれています。しかし、太鼓の革はとてもデリケートで、適切なケアを怠ると寿命が縮んでしまうことも。長く良い…
View »